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絶対的幸せ感

思えば、しばらく日本人は、海外かぶれに熱中していた時期もありました。しかし、海外には、一体何が存在しているのでしょうか。それは、海外という遠くの存在にユートピアを求めているに過ぎないのであって、結果、日本人はユートピアなどどこにも存在してないと知るだけのことです。

そして、海外を見つめるということは、日本を再び発見をするということなのです。海外をぐるりと見回して、やっぱり日本がいいねということで、京都の結婚式が再評価されたのです。海外かぶれも悪いことではありません。京都に佇み、他には、もっと素敵な場所があるかもという思いでは、京都の美しさも実感出来ないでしょう。

今、京都の結婚式は、海外との相対的関係によって、再び、魅力的に色づき出したのです。そのことをある人は、「絶対美しさ」というでしょう。絶対など世には存在はしませんが、京都で結婚式をあげる人たちも、そんな実感をもって、幸せ感にひたっているようです。

絶対的に美しく見えるものに佇み、その未来も絶対に見えます。結婚式はいつも順風満帆という訳ではありません。つらいときがあれば、再び、京都の結婚式のことを思い出せば、もう一度家族の中で幸せを見つけに行こうという気持ちも強く生まれることでしょう。

どこをとっても京都

京都の結婚式は、教科書の中の歴史と出会うことが出来る場所です。日本人は、やっぱり、京都に深く子供の頃から精通しているのです。そのような場所で結婚式をあげるって、やっぱり繋がっているという思いがあるはずです。それは、ふれあう空気・風からも感じることが出来ます。京都の空気・風は、他の場所の空気・風とは違い、キリリと引き締まってします。京都の魅力は、海外の人たちが再び日本人に教えてくれたのです。

海外の人たちは、京都に対して、どのような魅力を感じているのでしょうか。もちろん、海外の人たちも、日本の歴史を味わいたい、勉強をしたい、体験したいというのなら、やっぱりここ京都に行くべきと考えるようです。応仁の乱の戦火を逃れた建築物、仏像、庶民が実際に住んでいた町家も、あちこちに残り、街そのものが日本の文化です。

結婚式をあげて、本当にどこを切り取っても京都だという思いは、決して他のエリアのどこを探しても見付けることは出来ないでしょう。川が流れ、花が咲き、秋には紅葉が萌え、それも、京都の自然以外何ものでもないという思いです。京都だからこそ、川はみずみずしく流れ、花はイキイキと咲き、紅葉は限りなく赤く萌えています。

京都の結婚式

最近では若い人たちが京都の結婚式に魅力を感じているようです。海外人気も依然あるようですが、若い人たちが、京都に対して新しい魅力を発見したようです。それは、海外の人たちが、京都をとても評価するようになって、逆輸入されたような新しい魅力がここに加わったともいうことが出来ます。

ここにこれ程まで魅力なロケーションが存在しているというのに、敢えて、なぜ日本人は、海外に向かっていかなければならないのでしょうか。そこにいささか不思議ささえ感じます。2015年の世界の人気観光都市ランキングで、京都市が2年連続で1位に選ばれています。もはや京都は、日本の宝ということだけでなく、世界の宝なのです。

若い人たちに海外との相対的魅力が植えつけられることによって、京都という存在が、再評価されたというのも正しい言い方でしょう。これが逆輸入の魅力です。ここには、重く深い歴史というものも存在しています。京都の街に佇めば、多くの人たちが、その歴史の深みを少なからず受け止めて、日本人であることのりりしさを自覚するでしょう。日本人は、ただ孤立してそこに存在しているのではなく、日本の文化・伝統・風習・歴史……、そのようなものに支えられて、日本人全員が共存しているのです。

カップルの人たちも、いろいろな人たちに支えられて存在しているという幸せ感もより生まれてくるのではないでしょうか。カップルは全然、ずっと孤独な存在ではない、そんな自覚がずっと芽生え続けることが出来るかのような思いがあります。